仮免入校ができる合宿免許の教習所一覧

路上での練習や試験を目的とするため、普通自動車、準中型自動車、中型自動車、大型自動車、それぞれの仮運転免許証があります。

けん引運転免許証は該当車両を運転する免許証ではなく、けん引をするための免許証なので仮運転免許証はありません。大型特殊や小型特殊は公道での練習や試験がないため仮運転免許証はありません。

公道での運転が可能になりますが、助手席に指定教習所の指導員、または運転する車両の運転免許証を所持しており、かつ免許経歴が3年以上ある人を同乗させ、練習や試験の目的でのみというのが条件となります。

また、仮運転免許証を所持しての練習中であることがわかる標識を車両に付ける必要があります。具体的には、白地（横30cm以上、縦17cm以上）に黒文字で「仮免許練習中」と表記し、車両前後の見えやすい位置（地面から40cm以上、1.2m以下）に設置する必要があり、付け忘れて運転すると仮免許練習標識表示義務違反となります。

そして交通量が多い道路での運転はできず、指定教習所での教習以外で高速道路（自動車専用道路含む）を運転することもできません。

仮運転免許証は私用で使う免許証ではないため、通常の運転免許証よりも制限が厳しくなっています。

第一段階の終了検定と仮免許学科試験に合格してから6ヵ月間と定められています。6ヵ月を経過すると失効となるため、期限までに必要な教習を修了し、運転免許試験（本免学科試験）に合格する必要があります。

合宿免許で仮免入校を取り扱っている教習所には、仮運転免許証の有効期限が1ヵ月以上あることを入校条件にされている所もあります（中には2ヵ月以上もあります）。

合宿免許は定められた日程で教習を受けることが出来ますが、場合によっては検定不合格などで延泊になる可能性もあります。

合宿期間中に仮運転免許証の有効期限が切れると、卒業試験を受けることができなくなり、再び仮運転免許証を取得しなければならなくなります。

仮免入校を検討される場合は、仮運転免許証の有効期限に十分な猶予がある状態が望ましいです。

運転免許証をやむを得ない理由なく失効した場合（うっかり失効など）、6ヵ月以上～1年以内で申請すると、失効した車種の仮運転免許証を取得できます。

中型8t限定や準中型5t限定の運転免許証を失効した方は、それに準じた仮運転免許証が発行されます。仮免入校は、所持されている仮運転免許証の種類によっては入校できない場合もあります。

そのため、お問い合わせいただいた段階で、仮運転免許証の有効期限だけでなく、種類など正確な情報を確認させていただきますので予めご了承ください。