【大型二輪免許】大型バイク合宿免許のおすすめプラン・教習所一覧
大型バイクの免許を取得するなら「安く・早く」取得できる合宿免許がおすすめです。普通二輪免許を持っている方は最短日数5泊6日、所持免許なしの大型バイク合宿もあります。ゴールデンウイークや夏休みなどの長期休みを利用するプランや、それ以外の閑散期で超格安に行くプランなど様々な情報を紹介します。
更新日:
【大型二輪の合宿免許】教習所一覧
山形県マツキドライビングスクール 米沢松岬校
所持免許別の実施状況 | 税込料金 | 最短日数 |
---|---|---|
普通二輪所持 |
¥109,000~ | 5泊6日 |
普通免許所持 |
¥256,000~ | 13泊14日 |
所持免許なし |
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合宿免許で取得するメリット・デメリット
メリット
格安で取得できる
一般的に合宿免許の料金は通学よりも安いと言われています。
これは普通二輪・大型二輪免許にもあてはまり、二輪の合宿料金は通学より安い傾向にあります。
例えば、大型二輪免許(普通二輪MT所持/2024年1月時点)の料金の相場を見てみましょう。
時期/プラン | 合宿免許 | 通学免許 |
---|---|---|
夏休み・春休み*の平均料金(税込み) | 約12万円 | 約12万円 |
夏休み・春休み以外*の平均料金(税込み) | 約11万円 |
合宿免許と通学免許では一見料金がそこまで変わらないように見えますが、合宿免許では宿泊などもパックになっていたり教習所によっては交通費補助がありますので通学免許よりも割安であると言えるでしょう。
にゃんた
合宿免許はなんでそんなに安いん?
にゃーすけ
閑散期で車両や人材があまってしまうよりかは、採算的に成り立たなくても格安で人を呼び込みたいという狙いがあるみたいだよ。
最短9日間で取得可能
大型二輪免許の合宿は、所持免許無しからは最短15泊16日、普通免許所持は最短13泊14日、普通二輪MT所持は最短5泊6日で卒業できます。短期間で取得できるというのがバイク合宿の最大の魅力と言えるでしょう。
大型バイクの免許を通学で取得する場合は、毎回技能の予約を取る必要があり、自分が予約したい時間になかなか予約が取れず計画通りに教習が進むとは限りません。仕事や学校終わりの夕方は込み合いますので、予約が取れずに次回の教習が数週間後ということも珍しくありません。
合宿免許は入校時までに卒業までのスケジュールが全て予約されている状態であるため、技能教習の予約を毎回する必要がなく、最短日数で免許の取得を実現できます。
しかし合宿免許は指定の宿泊先で滞在しながら教習に集中するため、プライベートの予定を入れる事はできません。一時帰宅も原則できないために、定められた日数を合宿免許の為に確保する必要があります。
※上記は法律上の最短日数であり、合宿免許の日数が必ずしもその最短日数で組まれてはいません。
にゃんた
最短で卒業できひんかったらと思うと心配や…
にゃーすけ
大型バイクの合宿は所持免許によって合格率が変わり、普通二輪所持の場合は9割を超える最短合格率になるよ。
技能取得がスムーズ
普通二輪と同様に、大型二輪の運転は体重移動の感覚(バランス感覚)など、感覚的に体が覚えていく事が多いために合宿の様に短期間で集中して行う教習の方が体得しやすいと言えるでしょう。
二輪免許を既に持っている方は感覚をつかみやすいめに最短6日間という短い期間でも卒業できる確率は高くなってます。経験が無い方(所持免許なし、普通免許所持)は2週間かけて教習が行われます。
大型二輪は車両が重い為、慣れるまで時間はかかりますが、合宿では指導員との距離も近く毎日顔を合わせることも珍しくないために、運転に関する質問も聞きやすい環境と言えるでしょう。
にゃんた
バランス感覚なら得意やで!猫の力見せつけたるわ!
にゃーすけ
・・・。頑張ってね。
合宿免許ならではの体験を楽しめる
合宿免許は地元から離れ決まった期間教習所が指定する宿泊先で滞在することになります。宿泊施設は手軽な学校寮から、少しリッチなビジネスホテル、そして豪華なリゾートホテルのプランを提供している教習所もあります。
バイク合宿では少しリッチにホテルプランにしても通学でのバイク免許の費用よりも安い場合が多いです。
また、ご当地ならではの楽しみもあります。現地の特産品やグルメを楽しんだり、温泉や観光地などでリフレッシュしたり、合宿免許を通じて日常生活では中々体験しにくいことを実現できるのも魅力ですね。
にゃんた
毎日美味しいもん食べて遊びまくるぞ!
にゃーすけ
第一目的は教習だからね、遊びすぎて延長にならないように気を付けて。
デメリット
まとまった休みが必要
大型二輪免許の合宿は、所持免許無しからは最短15泊16日、普通二輪MT所持は最短5泊6日で卒業できますが、合宿期間分のまとまった休みが必要です。合宿期間中は一時帰宅ができません。延長になった場合でも帰宅ができないため、最短日数プラスαで合宿のために日程を確保することが理想です。
スケジュールの変更ができない
あらかじめ教習スケジュールは決まっています。教習スケジュールを最優先にして、自分の予定を考えなければなりません。
入校不可地域が存在する
教習所が独自に定めた入校不可地域*にお住いの方は入校できません。教習所付近にお住いの方は特に注意が必要です。
* 入校不可地域について知りたい方は「合宿入校不可地域って何?」(別ページ)をご覧ください。
にゃんた
日程調整が出来ればメリットしかないやん!
にゃーすけ
卒業日まで全ての優先を教習に充てる必要があるから、その調整が出来る人は絶対合宿の方が安く早くおすすめだよ。
大型二輪免許について
大型二輪車免許では、ほとんどの二輪自動車(原動機付き自転車にカウントされる全車両含む)と小型特殊自動車を運転することができます。AT限定ではATのバイクのみ(普通二輪車MT免許を所持していない場合)に限定されます。ちなみにAT限定免許は、「総排気量650ccまで」という制限がありましたが、令和元年12月に制限は撤廃されました。
教習所によっては、MTのみの取り扱いとなるところもありますのでご注意ください。
※AT・MT車の違いや車両区分に関する詳しい解説は、コラム「普通自動二輪車とは?普通二輪免許との関係は?」もご覧ください。
大型自動二輪車とは?
大型自動二輪車とは、エンジンの総排気量が400ccを超えるバイク(サイドカー付きのものを含む)をさします。
大型二輪車は普通二輪車と比べて、サイズや馬力が違います。そのため、加速のためのギアチェンジが少なかったり、振動も減ったりするので、高速道路のクルーズ(長距離運転)に向いています。一方、市街地で長い距離を移動しなければならない時は、汎用性のあるビッグスクーター(AT車)が便利です。大型二輪車は、ご自身のライフスタイルと合わせて車種を選ぶ方も多いです。
バイクの大きさと免許区分
分類名 | 長さ 幅 高さ |
エンジンの 総排気量 |
道路交通法区分 (参考) |
|
---|---|---|---|---|
原動機付自転車 | 第1種 原動機付自転車 |
2.5m以下 1.3m以下 2.0m以下 |
50cc以下 | 原動機付自転車 |
第2種 原動機付自転車 |
50cc超・125cc以下 | 普通二輪車 | ||
自動車 | 軽自動車 | 125cc超・250cc以下 | ||
小型自動車 | 上記を超えるもの | 250cc超・400cc以下 | ||
400cc以上 | 大型二輪 |
道路運送車両法の車両区分は、自動車の検査・登録・届出・強制保険(≒主に維持管理の面)において影響します。免許取得後バイクを選ぶときは、道路交通法はもちろん、道路運送車両法のことも頭に入れておきましょう。
【大型二輪免許】入校資格
年齢 | 卒業検定までに、満18歳以上になっている事。 |
---|---|
視力 | 両眼で0.7以上、かつ片眼で0.3以上。 片眼の視力が0.3に満たない場合は、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.7以上。 |
色彩識別 能力 |
赤・青・黄色の識別が出来る事。 |
聴力 | 障がいをお持ちの方は事前にご相談ください。 |
※上記適性基準の他に、自動車学校ごとに入校条件が設けられる場合がございます。
【大型二輪免許】規定教習時間
運転免許を取得するには、法律で定められた時限・内容の教習を受ける必要があります。所持免許やMT・ATによって時限数が異なりますが、MT免許取得のプランを紹介いたします。
所持免許 | 技能教習時限数 | 学科教習時限数 | 最短日数 (参考) |
||
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第一段階 | 第二段階 | 第一段階 | 第二段階 | ||
普通二輪MT | 5 | 7 | ― | 5泊6日 | |
普通車免許 またはその上位免許 |
14 | 17 | ― | 1 | 13泊14日 |
なし | 16 | 20 | 10 | 16 (13)※ | 15泊16日 |
※医師等の資格がある方は応急救護処置教習が免除されるため、( )内の学科教習時限数となります。
大型二輪車でできること
大型二輪免許は全てのバイクの運転をすることが出来る運転免許です。二輪車(バイク)は50ccや125ccなど小型なものから250ccから400ccなどの中型のもの、そしてそれ以上のもので様々な種類があります。
それぞれの大きさでメリットがあり、例えば125ccまでの小型バイクでは小回りが利き乗りやすく、燃費も良く家計にも優しいバイクが多くあります。ちょっとコンビニ行きたい!というように距離が短い移動や街中での運転に強いバイクです。一方で小型バイクは重量が軽く、スピードが上がれば上がるほどバランスを保つのに神経を使うため高速道路での長距離移動には向いていません。
250cc以下のバイクはそのデメリットを少し緩和し、かつ車検が無く低コストで運転できるため人気です。
大型二輪免許で運転できる、排気量401cc以上の大型バイクと呼ばれる車両は、ズシっと重く安定感に優れています。ちょっとコンビニ行きたい!という距離で乗るには向いていませんが、長距離での安定した走行が最大のメリットです。
大型二輪免許の最大の取得理由は、「バイクが好き」ということかもしれません。大型バイクの所有感や憧れは大型二輪免許を取得する大きなモチベーションに繋がります。普通二輪では体感できない、大型二輪車をまたいだ時の圧倒的存在感、エンジンを付けたときに体の芯まで響くエンジン、運転した時に感じる特有のパワーは言葉では表現できないほど人を引き付ける魅力があります。バイク好きであれば一度はあこがれる大型バイク、合宿免許で早く安く確実に取得を目指してみませんか?