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普通免許で原付の運転はできるの?合宿免許のお役立ち情報
運転免許や合宿免許に関するお役立ち情報を発信!普通免許は車の免許だけどバイクは運転できるの?その疑問を徹底解説。これから合宿免許を検討している方で適切な免許プランを選ぶ際にご参考ください。
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普通車免許で乗れるのは車だけではない
普通車の免許で乗ることができる乗り物は、何も車だけではありません。うっかり忘れている人も多いと思うますし、あまり使わない人も多いですが、原動機付自転車、いわゆる原付であれば、普通免許で乗ることができます。
教習の過程で乗る機会もありませんから、その関係で興味を持たない人、私生活で使うこともないために接点が無い人もいるかもしれませんが、原付自体は簡単に(普通車免許取得に要求される知識とノウハウで)操縦でき、比較的安い乗り物にはなりますから、知っておいて損はありません。
最近では車を購入する方が減っていますので、免許を取得した後に最初に乗りこなすのが原付という方も多いでしょう。特に都心では車は駐車場代を含めた維持費の高さにより、軽量で実用的、小回りが利く原付はニーズが高いです。人によっては、原付を運転するために免許を取ろうと考える人もいるでしょう。そのくらい、私たちの生活においては非常に利便性の高い乗り物だと言えます。
ですから、普通車免許取得を目指すのであれば、ついででも構いませんから原付に乗る可能性についても考えてみてもいいかと思います。
普通免許で乗れるバイクと乗れないバイク
それでは普通免許で乗れるバイクと乗れないバイクを解説してきます。先ほども説明した通り、普通自動車免許で運転できるバイクは原付のみとなります。道路交通法上で原付に分類されるのは排気量50cc以下(例:ホンダのMAGNA 50)か定格出力0.6kW以下(例:ヤマハのE-Vino)のバイクになります。
2025年4月以降は原付の基準が変わり、それに伴って125ccのエンジン搭載だけれど定格出力が4kW以下になるよう設計されたバイクが登場します。
このため、上記の条件を超過するバイクを運転する場合は、別の運転免許が必要になります。具体的には…
- 125ccまで→小型二輪
- 400ccまで→普通二輪
- 400cc超→大型二輪
このような区分になっていますので、乗りたいバイクに適した運転免許の取得が必要です。
しかしながら、普通二輪や大型二輪になると、原付の様な利便性の高さを目的とするのではなく、趣味として取得する方が多い印象です。
原付=スクーターではない
よく誤解されますが、原付=スクーターではありません。
確かに、原付というと最も需要があり、利用されているのがスクータータイプのものです。乗りやすく、安価ですから、免許をとってまず最初に乗るもの、最も多く利用する乗り物としての人気は非常に高いでしょう。しかしながら、せっかく免許を取得したのであれば、やはり普通免許で乗りこなせる乗り物については詳しくなっておきたいところです。
バイクタイプの乗り物であったとしても、普通免許で乗りこなせるものは存在しています。普通車許の基準で言うところの第一種にカテゴライズされるのは何もスクーターだけではないからです。
バイクを乗りこなす楽しみとしてあるのは、やはりクラッチやギアチェンジと言った操作面が挙げられます。スクーターの場合、乗りこなしが平易にこなせる分、こういった操縦感、乗り物を文字通り乗りこなしているという感覚を得るのは難しいでしょう。単純な移動手段としてはスクーターでも不都合はないかもしれませんが、運転としての楽しさ、臨場感を味わう上ではやはり物足りません。
その点、バイクであれば存分に楽しめます。見た目の格好良さも手伝って、乗り物を運転しているという楽しさ、やりがいは十分にあると言えるでしょう。
普通免許のAT限定でマニュアル操作の原付は乗れる?
結論を述べますと、乗れます。普通免許をAT限定で取得された方は、車の運転ではATのみになりますが、それは原付には適用されません。よって、ギアチェンジがある原付(50cc以下のバイク)も運転することができます。
原付でも楽しめるバイクライフ
免許取得の動機にも色々とあると思いますが、運転の楽しさを味わいたいのであれば、やはりバイクという選択肢は知っておきたいところです。
例えば、ホンダのマグナフィフティ。原付としては大き目の車体で、無給油での走行距離が約400キロと、十分な性能を誇ります。現在は中古でしか入手できないのが残念です。あるいは、スズキのGS50。バイクとしては入門編と言われており、初心者や女性にはお勧めの機種だと言われています。初心者向けとは言ってもそのスペックは侮れないものがあり、ハイギアでも軽量と、乗り回しやすさには定評がある機体です。
また、国産だけではなく、海外メーカーでも原付バイクは存在します。アプリリアのRS50と言った機体などは、機能性の充実度にも驚かされますが、イタリア製らしい見た目のスタイリッシュさにも圧倒されます。バイク好きからすれば、原付のバイクなんて・・・と軽視されがちなのかもしれませんが、このように、原付バイクの中にも目の離せない名機は多く存在します。このように、原付だからと侮れない原付バイクの世界。免許をとったらまずはスクーター、もしくは乗用車という固定観念が強い人もいるかと思いますが、意外と楽しめるバイクの世界も、この機会にぜひ覗いてみてはいかがでしょうか。
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