【いきなり大型二輪免許】費用・期間・流れを徹底解説

大型二輪の免許取得の前に400ccまでのバイクが運転できる普通二輪免許の取得が必須になると思っている方も多いのではないでしょうか。
運転免許を持っていない方もいきなり大型二輪免許の取得を目指すことは可能です。しかしいきなり大型二輪免許の取得を目指す場合はいくつか注意点もあります。ここではメリットデメリットを解説します。

メリット

・免許手続きまでの流れがスムーズ
いきなり大型二輪免許の取得を目指す場合は、もちろん免許交付の手続きも1回ですむので交付までの流れに無駄がなくスムーズに行えます。

・料金が安い
普通二輪を取得してから大型二輪の取得を目指す場合は、教習所に2回通う必要があり免許交付の手続きも2回発生します。普通二輪所持の方の方が教習料金は割安になりますが、各諸経費を考えるといきなり大型二輪免許を取得した方が安くおさえられる可能性が高くなります。

デメリット

・運転に慣れるまで時間がかかる
大型二輪車は車体が重くパワーもあり、バイクの運転が初めての方は400ccのバイクを運転するよりも難しく感じるでしょう。

・提供プランが少ない
合宿免許に限ったことになるかと思いますが、免許を持っていない方の大型二輪はプランを持っている教習所が全国でも少しだけです。これは上記で解説した教習の難易度が高いことも影響しています。

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教習の難易度のデメリットもありますが、最終的に大型二輪を目指す方は普通二輪を挟まずにいきなり大型二輪の取得を目指す方が良いでしょう。しかし運転技術の習得に不安に思う方も多いと思います。最寄りの教習所で相談するか、合宿免許の場合は保証内容が充実しているプランを選ぶと良いでしょう。

所持免許なしの大型二輪MT免許（2024年3月調査）の費用の相場は以下のようになります。

合宿免許と通学免許では教習料金に大きな差はなく、おおよそ30万円前後となりました。合宿免許の場合は宿泊プランやシーズン（繁忙期・閑散期）により料金の差が出ていますが、一般的な学校寮でのプランであれば通学と同じくらいになります。

通学免許に関しては地域により差が大きくなります。
合宿も通学も共通していることは、取扱い教習所が多くないということです。希少なプランであることを知っておくと良いでしょう。

それでは続いて最短日数について解説します。通学免許と合宿免許で必要な日数は以下の通りです。

合宿免許：15泊16日
通学免許：予約状況による

合宿については決まった日数の中で教習の予約を事前に全て入れているために、ストレートで進めば最短日数で進めることができます。一方で通学免許は技能教習の予約を都度行う必要があるため、予約状況によって必要な日数が変わります。

状況によっては数か月かかることも珍しくありませんので、最寄りの教習所へ予約状況を事前に確認すると良いでしょう。

最短教習時間は以下の通りです。

上記は、令和元年11月15日現在のものです。道路交通法改正等により内容が変更される場合があります。大型二輪は二段階目も教習所内での教習です。医師等の資格がある方は応急救護処置教習が免除されるため、（ ）内の学科教習時限数となります。
各車種の教習時間数の詳細情報はこちらをご参考ください。

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