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合宿免許はおすすめしないと
言われる理由を徹底解説
20万円前半で免許が取れる!
安くて早く卒業できるということで人気の合宿免許ですが、「合宿免許はおすすめできない」という声を聞くことがあります。何故おすすめできないのでしょうか。その理由を考察、そして解説します。
おすすめ情報
合宿免許の特徴から考えるおすすめしない理由
みなさんは合宿免許にどんなイメージをお持ちでしょうか?
インターネットで検索すると色々な関連ワードが出てきますが、その中でもネガティブなものをピックアップしてみました。
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- 合宿免許 きつい
- 合宿免許 逃げた
- 合宿免許 しんどい
- 合宿免許 やばい
- 合宿免許 辛い
- 合宿免許 難しい
- 合宿免許 高い
- 合宿免許 不安
- 合宿免許 大変
- 合宿免許 体調不良
- 合宿免許 後悔
- 合宿免許 向いてない人
- 合宿免許 挫折
- 合宿免許 抜け出す
こうして並べてみるとネガティブさが凄い…。『やばい』『しんどい』『不安』『挫折』色々あります。
少し気になったのですが、抜け出すとはなんでしょう。抜け出すと検索する方は抜け出すつもりなのでしょうか?!
駄目です!ルールを守れないと退校処分にもなってしまいます…。
話がそれましたが、これらがGoogleで検索されているという事は、おすすめできないと言われている理由にもつながってくるかと思います。これらも参考にしながら解説していきます。
メリットとデメリット
合宿免許のメリットとデメリットについておさらいしましょう。
- メリット
-
- 短期間で取得が可能
- 格安で免許取得が可能
- ご当地気分が味わえる
これらのメリットは当サイト『免許の匠』でも紹介しています。皆さんも耳にすることは多いのではないでしょうか。
- デメリット
-
- まとまった休みが必要
- 教習時間が自由に選べない
デメリットは上記の2点です。これらのデメリットはもちろんのこと、なぜ先ほどのように『やばい』『つらい』『挫折』とGoogleで検索される様になっているのでしょうか。
デメリットから考えるおすすめしない理由
①まとまった休みが必要
合宿免許では普通車ATで最短14日間、中には17日間ほどの日程で組んでいる教習所もあります。合宿期間中は私用を入れることができずに、休みを確保する必要があります。休みを確保できる方であれば問題ありませんが、長期休み以外では2週間もの休みを確保するのは至難の業です。
一方で休みを確保できる方であればデメリットに感じることはないでしょう。
休みが14日間しかないのに、14日間の合宿免許のお申込みのご希望をいただくことがあります。私はリスクが高すぎると考えているので、案内する時に「大丈夫ですか?ご予約を承ってよろしいですか?」と念押しで確認させていただいております。(しつこいと思われるかもしれませんが大切なことなので…)
合宿免許をストレートで合格する確率は7割強と言われています。運転が慣れるまでは個人差が大きいために参考にするのは難しくはありますが…。
想像してみてください。修了検定。恐らくかなり緊張しているでしょう。そして仮免学科試験。いやらしいひっかけ問題(日本語の問題のようなもの)もあります。
当日体調が優れないかもしれません。片頭痛が酷いかもしれません。この緊張状態でも不合格が許されないのはきつすぎませんか?
まとまった休みが取れない方には合宿免許はおすすめできません…。
逆に休みがしっかり確保できれば、通学免許よりも確実に早く取得できるのでおすすめです!
②教習時間が自由に選べない
合宿期間中の教習スケジュールは、他の入校者や通学の方との兼ね合いも見てスケジュール担当が決めます。そうなんです。これは人によりバラバラなんです。
具体的な例はこちらで紹介していますので合わせてご参考ください。
合宿生の生活は教習を中心に回っている…。そういわんばかりに問答無用に時間割が決められますが、乗車時間は法律で決められているために、ゆとりは多少あります。しかし、合宿免許では毎日決まった時間に決まったことをするのではないので、スケジュール管理が苦手な方はストレスを感じるかもしれません。高校よりも大学の時間割、スケジュール管理に近いですね。
ちなみに忘れてたとしても欠席は問答無用で欠席扱いです、自己都合での欠席になるために追加料金も発生します。当然ながら慈悲はありません。「昨日はこの時間授業なかったよ!」なんて言い訳は通用しません。
スケジュール管理が苦手な方には合宿免許はおすすめできないかもしれません。とはいえ、合宿免許では他にすることは無いので管理は難しくありません。合宿免許中にテレワークやオンライン授業を受けようとする方などは、スケジュール調整が困難になります。合宿免許以外の予定は入れないようにすることを強くおすすめします。
ここまででメリットデメリットから見る、合宿免許をおすすめできない理由を解説しました。ここからはGoogleで検索されている理由などを含めて考察、そして解説を進めていきます。
合宿免許をおすすめしない理由
それではここからは表面的なよくあるメリットデメリットではなく、実際の合宿生活から解説していきます。
ホームシック
合宿免許は不慣れな土地に足を踏み入れ、不慣れな環境に宿泊し、無自覚で自然とストレスはたまるものです。初めのうちは親元を離れてウキウキワクワクしている人もいるでしょう。しかし、数日すれば実家が恋しくなったり、友人が恋しくなったりするものです。
これは他の合宿や留学などでもよくある状況です。ご飯の味が違うストレス、家事(洗濯等)を自分でしなければいけないストレス、心を許せる友人が身近にいないストレス。
しかしこの状況は乗り越えれば逆に成長する良い機会でもあります。ご両親や友人の大切さを再認識し、また新しい事の挑戦から強くもなるでしょう。しかし、私は思います。簡単に言うけど乗り越えるのが難しいんじゃないか!?
一人で乗り越えるのは大変です。しかし、合宿免許には頼れる人生の先輩(職員の方々)や、同じ目標を持って頑張っている同志(合宿生)がいます!教習は複数人で行われることが多いですし、職員の方々はいつでもウェルカムなはずです。(忙しいそうなときは機会をうかがってあげてください)話しかける勇気、頼る勇気を持つとよいでしょう。
それでも無理だよ!!と思う方はご相談ください。教習所には様々な特徴があり、小規模でアットホームな雰囲気で馴染みやすいところもあります。
卒業するまで帰れない
本当ですよ。帰れません。つらいことがあっても、帰れません。帰れるんですが、その選択をするということは、退校する(または教習停止)ことを意味します。途中退校を選択した場合、交通費支給が無いというリスクもあります。
体調不良は即教習中止で帰宅になる教習所があります。
過密なスケジュールなので自分の時間があまり無い
合宿免許は法律で定められている乗車時間を最大限にして、最短で卒業できるようにスケジューリングされている事が多いです。
もちろん過密なスケジュールにもなるために、自分の時間を確保するのが難しくなります。実際に慣れてしまえば大きな問題ではありませんが、入校直後は生活環境のストレスもあり辛いと感じる人も多いでしょう。
しかし最近ではオンデマンド教習を採用している教習所が増えてきています。オンデマンド教習は自分の好きな時間に学科を受けることができるので、自分の時間の確保が以前よりも簡単になりました。
オンデマンド教習についての詳細は、こちらの記事で詳しく解説しているので興味がある方は参考にしてください。
指導員の方との相性
指導員との相性の問題はどうしても発生します。これは合宿だけではなく、通学でも起こる問題です。素晴らしい指導員の方でも、そこは人と人との相性が出てしまうものです。その時に『つらい…』と感じてしまうかどうかは、相談できる人がいるかどうかだと思います。
相談する人がいなければ、ため込んでしまいストレスがたまってしまいます…。私も相談を受けた事がありますが、その時は受付窓口に相談してみたらどうだろう?と働きかけたことがあります。受付の方は指導員の方とはまた違った意見をくださったり、話を聞いてくださる方が多いです。もちろん受付の方でなくても良いのですが、誰か話を聞いてくれる人がいると安心ですね。
どうしても合わない場合は、多くの教習所で指導員を変更してくれます。なので溜め込まずに相談することが大切です!
何故ネガティブな言葉が検索されているのか
運転免許の取得は、国家資格の取得ですので、挑戦です。これは通学も合宿も同様です。挑戦ですので、失敗を繰り返し、乗り越え、成長していくものです。
「きつい、しんどい、やばい、つらい、大変、挫折」
この様な言葉が検索されているのは、相談できる相手がいなく抱えこんでしまっているのではないでしょうか。
たしかに合宿免許は短期間での集中型になり、それに加えて不慣れな生活環境のストレスも加わります。しかし乗り越えられない壁はありません!一人では厳しい時もあると思います。職員の方々と共に、そして一緒に頑張っている教習生と共に乗り越えていけるのが合宿免許です。
免許取得は楽しいだけではなく挑戦もあるという事前の意識が大切ですね。
最適なプラン選びが大切
ここまで『おすすめできない理由』について解説してきました。性格や特性によっておすすめできるのか、できないのかが分かってくることに気づいている方もいらっしゃると思います。「私、合宿免許向いてるかな?」と不安な方もいらっしゃると思います。
合宿免許が素敵なものになるか、嫌なものになるかはプラン選びが重要です。「聞いてた話と違う!」「思ってたのと違う!」というのが、「辛い」「嫌だ」「挫折」などに繋がってきます。
ここではそれぞれの性格に合わせた、合宿選びのアドバイスをさせていただきます。是非ご参考ください。
初めて会う人と話すのが苦手な方
小規模でアットホームな環境、または職員の方々が優しいと評判の学校を選ぶようにしましょう。
「食堂の人がめっちゃ話聞いてくれた!」という声や「宿泊先のホテルの料理長が仮免合格祝いにアイスくれた!」という声も実際にあります。職員の方だけではなく、多くの方が見守ってくださっている素敵な環境は沢山あります。
一人の時間は絶対に必要な方
ホテルシングルを選びましょう。しかしホテルプランは高額になります…。予算を落とす場合でも、学校寮のシングル、お風呂トイレは各室のプランを絶対に選びましょう。合宿免許は基本的には集団生活です。集団生活は一人の時間が必要な方にとっては精神的に大変です。ホテルシングルであれば、比較的一人の時間を確保できるのでおすすめです。
生活環境の悪い口コミについて
「合宿免許 口コミ」とGoogle検索すると、良いものから、悪いものまで様々な口コミが出てきます。全て本当の事かどうかは分かりませんが、少なくてもその口コミを書いた方は嫌な思いをしたはずです。
ここで大切なことは、自分が許容できる範囲を考えて判断することです。
例えば「この宿舎最悪!汚い!」と口コミがあったとしても、清潔に関する価値観は人によって違います。逆のパターンもあります。「ここめっちゃ綺麗!最高!」という口コミがあっても、もしかしたら別の方からすれば汚いと感じることもあるでしょう。
悪い口コミになりがちのは主に以下の3点です。
- 宿舎(清潔さ)
- 食事
- 教官
清潔さの条件のハードルが高い(清潔な環境が良い)と考える方は、予算を落とさずに合宿を選びましょう。生活環境で良い評価を得ている宿泊先は、高めの料金になる事が多いです。
- 生活環境が良いと好評な教習所
- 新潟関屋自動車学校(学校寮プラン)
- はいなん自動車学校(リゾートホテルプラン)
この2つの合宿免許は多くの方から良いフィードバックを頂いているので参考にしてください。
食事のハードルが高いと考える方は、レストランでの食事、または自炊プランを選びましょう。または、料理で良い口コミを得ている教習所を選ぶようにしましょう。
- 食事が美味しいと好評な教習所
- 新潟関屋自動車学校(学校寮プラン)
- はいなん自動車学校(リゾートホテルプラン)
- 浜松自動車学校(ホテルコンコルドプラン)
教官の方の不満の声は多くいただきます。しかしこれは先ほども説明した通り、人と人との相性もあります。何かあった時に変更を聞いてくれるところを選びましょう。
まとめ
いかがでしょうか?ここまで合宿免許が何故おすすめできないのかの理由について解説しました。ネガティブなところを中心に解説してきましたが、合宿免許はポジティブなポイントが多く、一生の思い出にもなる素敵なものです。
通学免許も合宿免許もそれぞれ一長一短ありますので、しっかりと合う合わないを考えて選びましょう。
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