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合宿免許の交通費支給について徹底解説
交通費支給がある教習所が多くありますが、実際にはどれくらい支給があるのか。自己負担分があるのか。合宿免許の交通費について徹底解説します。
交通費支給があるか無いかで、合宿免許にかかる総額が大きく異なります。これから合宿免許を検討する方は必見の情報です!
合宿免許の交通費支給とは?
合宿免許の交通費支給とは、教習所が定める規定に従い交通費を支給する制度のことです。
合宿免許は運転免許の取得のための教習を遠方からの方も受け入れるためにできたサービスです。多種多様な特徴があり、決まった期間で卒業できる強みやご当地を楽しめる事から昨今で人気急上昇しています。
遠方からいく事が多くなるため、交通費を支給するといった取り組みを行っている教習所が多くありますが、支給する仕組みは教習所により異なり、当社も合宿免許の受付を行う際に多くの方から質問をいただきます。まずは交通費支給の仕組みや注意点について解説していきます。
交通費の支給額について
交通費の支給額の実例を挙げて紹介していきましょう。関東の方に人気の新庄第一自動車学校の交通費支給は以下の通りです。
※2024年1月時点の情報となります
◆新庄第一自動車学校
出発地:茨城・群馬・栃木・埼玉・東京・千葉・神奈川
推奨ルート(山形新幹線):東京駅 → 上野駅 → 大宮駅 → 宇都宮駅 → 福島駅 → 新庄駅
集合場所:新庄駅改札 13:31
交通費支給額:福島発:往復上限8,440支給/栃木発:往復上限¥20,900支給/埼玉発:往復上限¥24,880支給
※ 上記以外:往復上限¥26,000支給
それでは実際の支給額がどうなるのかを調べてみましょう。
東京駅:09:48発
新庄駅:13:16着
※時刻表は2024/1/6時点のGoogle検索による結果
運賃:7,150円
指定席特急料金:6,250円
総額:13,400円
上記を見る限りでは、片道で13,400円、往復で26,800円となりますので自己負担分が800円あります。しかしこれはJRで普通に購入した場合の料金になりますので、学生の方は学割で購入することによってさらに節約できるでしょう。しかし800円で山形まで行けると考えれば、交通費のハードルを感じずに申込む事ができるのではないでしょうか。
JRの繁忙期に入校する場合は交通費は変わります
それでは続いて、関西で人気のポートアイランドドライビングスクールを例に挙げてみましょう。
◆ポートアイランドドライビングスクール
出発地:全地域
集合場所:JR三ノ宮駅 東口南側 ミント神戸エスカレーター前ロータリー 9:10
交通費支給額:支給なし
こちらの教習所は交通費の支給がありません。交通費支給が無いのがマイナスポイントではなく、ポートアイランドドライビングスクールは合宿免許の料金が安い代わりに交通費や食事の支給が無いという特徴があります。関西の方であれば大きな負担なく合宿免許に参加することができますが、遠方の方はハードルが高い合宿免許といえるでしょう。
この様に交通費の支給額は教習所により異なります。
・規定額支給
こちらは上記でも紹介した通り、一部自己負担の可能性があります。ご自宅から集合場所までをGoogleや乗り換え案内などで事前に確認しましょう。
・規定ルートで全額支給
決まった地点から全額分支給としているタイプです。自宅から定められた地点までは自己負担がありますが、そこからは全額支給になります。東京駅までは自己負担、そこからの新幹線の自由席代は支給あり、というケースが多いです。
・支給なし
最近支給なしの教習所が増えてきています。
交通費の支給方法と注意点
交通費の支給方法は、卒業時に支給が殆どです。この支給のタイミングやその他注意について以下にまとめました。
・支給条件として領収書が必要
領収書が必要なケースは、領収書を紛失した場合は支給がありません。JRの場合は窓口で領収書を発行していただけるので確認しましょう。
・支給タイミングは卒業時
卒業時に支給されるのが一般的です。つまり、卒業しなければ支給がありません!途中退校してしまった場合も支給されません…。
・現金支給が一般的
卒業時に現金で支給されます。そして現金支給であることが一般的なことを知っておきましょう。中には新幹線の自由席のチケットを支給する教習所もあります。
・交通は自己手配が一般的
交通手配は全て自己責任自己手配になるのが一般的です。例えば、お盆シーズンなどで新幹線が取れなかった!!となっても自己責任となってしまい、入校できずにキャンセルになった場合でも規定通りキャンセル料金がかかります。余裕を持ってチケットの予約をすること、そしてルートと時間をしっかりと確認して集合場所時間に間に合うようにしましょう。
交通費支給と合宿免許選びのコツ
合宿免許選びにおいて、交通費支給は合宿費用において重要なポイントになります。しかし交通費支給にフォーカスを置き過ぎてしまうと、最も重要なポイントを見失いかねません。
合宿選びで重要なポイントは、合宿免許の総額
交通費支給がある!やったー!
と喜ぶのは未だ早く、最も重要なのは合宿免許の総額がいくらになるかです。
交通費支給が無い合宿免許は、それなりに合宿の料金が安い事が多いです。交通費支給の有無に関しては、教習所が遠方からの方の受入体制を整えているか(受入する方針か否か)によります。
合宿料金が安い超お得なプランを見つけても、交通費支給が無い場合は遠方からの入校だと逆に割高になってしまうでしょう。上記でご案内した2校が対照的な良い例になります。
◆新庄第一自動車学校
日程:6/6入校(6/21短卒業予定)
部屋タイプ:一人部屋
食事:3食付
交通費支給:関東の方であれば負担金ほぼ無し
合宿料金:税込¥249,700
【合宿免許の費用】
税込¥249,700
◆ポートアイランドドライビングスクール
日程:6/1入校(6/15短卒業予定)
部屋タイプ:一人部屋
食事:なし
交通費支給:なし
合宿料金:税込¥236,500
【合宿免許の費用】
税込¥236,500+交通費実費+食費実費
教習料金の見た目上の差は13,200円になりますが、ここに交通費と食費がかかることを考えたら、どちらが総額として安いでしょうか?交通費や食費などの変動費によって変わるので、ポートアイランドドライビングスクールに近い関西の方であれば大きな差は出ませんが、関東から出発する場合は、新庄第一自動車学校よりも確実に料金が高くなりますね。
この様に交通費支給だけで見るのではなく、合宿免許の総額を見てプランを選んでいくことが、失敗しないプラン選びのコツになるでしょう。
まとめ
交通費支給は合宿免許を決める際に重要な要素になります。勘違いから大きな問題にもつながりかねないので、申込の際にはしっかりと確認するようにしましょう!
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