【普通二輪免許】費用・期間・流れを徹底解説

ここでは排気量400CCまでのバイクが乗れる普通二輪免許について徹底解説します!

普通二輪免許とは?をはじめ、これから免許の取得を検討されている方向けに、費用や期間、免許取得までの流れを説明。

普通自動二輪車とは?普通二輪免許との関係は?

普通自動二輪車とは、エンジンの総排気量が50cc以上400cc以下のバイク(サイドカー付きのものを含む)をさします。その中でも、総排気量が125cc以下または定格出力が1.00kw以下のものを小型二輪※とします。

※普通二輪免許は、126㏄以上のバイク(中型)も運転できることから、「中免」と呼ばれることもあります。

普通二輪免許では、普通自動二輪車のほか、小型特殊自動車と原動機付自転車を運転することができます。普通二輪免許も、普通車免許と同じようにMT・AT限定の2種類があり、AT限定では該当する自動車のAT車のみ運転可能となります。

バイクのAT車とMT車の違いは?

AT車とMT車の違いは、普通車と同様、ギアチェンジの操作を自動で行うか手動で行うかという点です。バイクにおいて、AT車とMT車の差は、特に操作感や車体の形に出てきます。

まずは操作感について解説します。
AT車はクラッチ操作が不要な分、運転の負担は軽くなりますが、スロットルの誤操作で急発進したり、低速走行時に安定を失いやすかったりするという注意点もあります。
MT車最大の特徴は、シフトペダルを足で踏んでギアチェンジを行うことです。バイク教習に必要なものにバイク用のかかと付きブーツがありますが、これはシフトペダルの操作のためです。そして、クラッチ操作はハンドルの片手レバーで行います。MT車の中には自動遠心クラッチを持つものがあり、これによってクラッチ操作が不要となります。

次に、車体の形について解説します。
AT車の多くはスクーターの形をとります。スクーターは、前方に足置き台があり、エンジンが座席の下にあります。中でも、250ccのスクーターのことをビッグスクーターといいます。スクーターは、その形のため、乗りやすい反面小回りが利きにくいという特徴があります。
一方、MT車の多くは典型的なオートバイ(車体を股にはさんで乗るタイプ)の形をとります。長距離移動用のバイクや、スポーツ用のバイクがこれに当たります。

バイクの車体比較画像

左はスクーター、右は典型的なオートバイタイプのバイクです。

バイクのAT車とMT車は、運転するときの操作だけでなく車体構造の違いもあり、運転する心地は大きく異なります。
AT限定免許かMT免許かを選ぶ際は、どんなバイクに乗ってみたいか思い描いてみることをオススメします。

バイクのサイズ区分について

上のコラムを見て、「自分が知っているバイクの分類と違うのでは」とお考えの方もいると思います。その秘密は、管轄している法律にあります。
上のコラムにある普通二輪の定義は、道路交通法 (=運転免許・交通取締に影響する法律)の分類に基づきます。

一方、道路運送車両法 では異なったサイズ区分がされます。下記の表をご覧ください。

分類名 長さ

高さ
エンジンの
総排気量
道路交通法区分
(参考)
原動機付自転車 第1種
原動機付自転車
2.5m以下
1.3m以下
2.0m以下
50cc以下 原動機付自転車
第2種
原動機付自転車
50cc超・125cc以下 普通二輪車
自動車 軽自動車 125cc超・250cc以下
小型自動車 上記を超えるもの 250cc超・400cc以下
400cc以上 大型二輪

道路運送車両法の車両区分は、自動車の検査・登録・届出・強制保険(≒主に維持管理の面)において影響します。免許取得後バイクを選ぶときは、道路交通法はもちろん、道路運送車両法のことも頭に入れておきましょう。

普通二輪免許で乗れるバイク

短い距離向けの50CC

「原付」とも呼ばれる50CCタイプのスクーターは手軽に乗れるので短い移動に便利で人気です。50CCのバイクは二人乗りは出来ないこと、高速道路の運転ができないことがデメリットですが、それに勝る手軽さが魅力です。

人気急上昇の125CC

50CCより大き目な125CCのスクーターは通勤の足に人気急上昇!実際に125CCのバイクを運転すると50CCのバイクの運転よりも疲れにくく、ストレスを感じにくいためおすすめです。少し狭めではありますが二人乗りも可能です。
※一般道での二人乗りは二輪免許を取得してから1年を経過している必要があります。

世界的には人気の150CC

日本ではあまり馴染みのない150CCのバイクですが、バイクが売れる国ではとても人気があります。
同クラスの125CCと比較すると、ほとんど同じ大きさでありながらパワーもあり、扱いやすいのが特徴で、高速道路を走ることができるなどのメリットがあります。デメリットとして、税金など維持費の面で割高になってしまうという点があげられます。

コスパ最高の250CC

250CC以下のバイクは車検がないことを知っていますか?251CC以上の排気量を持つバイクは必ず車検を通す必要があり、コストアップになります。250CCでも多くの人気車があり、中距離以上のツーリングにも十分なパワーを持っています。

ずっしり重みを感じる400CC

普通自動二輪免許で運転できる最も大きいサイズのバイクが排気量400CCです。数多くのバイクが各メーカーから発売されており、400CCのサイズはツーリングにも最適の大きさです。もちろんAT限定のスクータータイプもあります。短距離の移動よりツーリング目的、または中長距離の移動に向いています。

普通二輪免許とタンデム走行(二人乗り)について

バイクでのタンデム走行(二人乗り)には、免許取得以外にもいくつかの条件があります。
まず、バイクの乗車定員が2人である事が必要です。1人乗り用のバイクでタンデム走行する為には、座席や足置きなどの装備を整え、市役所か陸運局に許可を求めなくてはなりません。
次に道路ごとに定められた年数などを満たしている必要があります。
一般道路では、排気量が50CC以上で、普通二輪免許取得後に通算で1年以上の経験年数が必要となり、
高速道路では、排気量が125CC以上で、免許取得後に通算で3年以上の経験年数が必要となり、年齢も20歳以上である必要があります。
首都高速道路など一部のエリアではバイクの二人乗りが出来ない区間もありますので、標識などに注意が必要です。

普通二輪免許の取得までの流れ

普通二輪免許の取得には2つの方法があります。
1つは指定教習所に通って卒業後、運転免許試験場で本試験を受験する方法。もう1つは直接運転免許試験場で受験する方法です。

指定教習所に通う場合と直接試験を受ける場合の費用やメリット・デメリットについて解説していきます。

教習期間 ※1

入校説明・適性検査 ※2

先行学科(1時限)

第一段階

学科教習(9時限)
交通法規や交通ルールなど、車・二輪車を運転する上で必要な基本知識を学びます。

技能教習(MT9時限)
教習所内コースを使って基本操作から、安全運転の様々な技術までを習得します。

第二段階

学科教習(16時限)

技能教習(MT10時限)

卒業検定(技能)※3
合格なら卒業となり、卒業証明書が交付されます

免許取得手続き

受付

本試験(適正・学科)
住民票のある都道府県の運転免許試験場で適性検査(視力等)と学科試験を受けます。

本試験(技能)
直接運転免許試験場で受験する際には、受けなくてはなりません。
教習所を卒業している場合、免除となります。

取得時講習
直接運転免許試験場で受験し、合格した際に受けなくてはなりません。
教習所を卒業している場合、受ける必要はありません。

合格者講習・免許証用写真撮影

  • 教習期限は教習を開始してから9ヵ月です。
  • 視力が基準に達していない場合は、入校できません。必ず事前に確認してください。
  • 卒業検定の実施期限は、教習終了から3ヵ月以内です。また、卒業証明書の有効期限は1年間です。

教習所を利用する場合の流れ

普通二輪免許を取得する多くの人は指定教習所に通学するといわれています。
理由として、運転免許試験場での実技試験の免除や、直接の受験は主に平日の日中しか行われていないなどがあげられます。
通学であれば時間の融通も利きますし、合宿であれば最短だと9日間前後で卒業できます。

適性検査とは?

教習所に入校する際に必ず行われる運転の適性を確認するための試験です。適正検査には視力検査もありますので眼鏡やコンタクトが必要な方は必ず忘れないようにしましょう。

※両眼で0.7以上、かつ片眼で0.3以上。片眼の視力が0.3に満たない場合は、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.7以上。

教習について

バイクに乗ったことがないのでちゃんと卒業できるか心配…。そんな声も合宿でお申し込みの際に頂きます。クラッチとギアの操作、低速運転でのクランチや一本橋、スラロームなど運転技術が必要です。

バイクも自転車と同じで(厳密には全然違いますが)、コツをつかめば簡単に感じるでしょう。むしろ簡単に感じてきた後の方が重要かもしれません。バイクの運転では肌の露出がない服装やヘルメット、必要に応じてプロテクターを着用しますが小さな事故が大きな怪我に繋がる可能性が高いからです。運転技術はもちろんのこと、安全意識もしっかりと身につけていきたいですね!

関連ページ
知って納得!バイク教習の疑問を詳しく解説!
全国の運転免許試験場一覧

教習にかかる費用は?

教習料金や各種書類の交付代などの諸経費がかかります。その中でもっとも大きな金額となるのが教習料金です。

弊社でご紹介している合宿免許の場合は、時期により大きく異なりますが、所持免許無しの方の合宿免許は約10万円~15万円程でご案内できます。(※2021年4月時点)

試験場で受験する際の流れ

運転免許試験場で受験する際、教習所を卒業しているかどうかで本試験内容も大きく異なってきます。

適性試験とは?

教習所に入校する際と同様に必ず行われる運転の適性を確認するための試験です。視力検査、聴力検査、運動能力検査などがありますので、眼鏡やコンタクトなどが必要な方は必ず忘れないようにしましょう。

※両眼で0.7以上、かつ片眼で0.3以上。片眼の視力が0.3に満たない場合は、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.7以上。

学科試験とは?

普通自動車免許や小型限定普通二輪免許を持っていれば、免除されますが原付のみや所持免許がない場合、必ず受ける必要があります。

交通ルールやマナーについての試験で、地域により難しさが違うといった声もあります。

技能試験とは?

直接運転免許試験場で受験する際のみ、必ず受けなくてはならない試験となります。
かなりの難しさで、一回で合格することは至極稀なことと言われております。

必要な持ち物は?

運転免許試験場での必要なものとして、

運転免許証(保有されている方のみ)
本籍地が記載された住民票(発行後6ヶ月以内。コピー不可。個人番号不要。運転免許証の記載事項に変更ない場合、不要)
身分証明書(運転免許証を保有されている場合、不要)
顔写真(6ヶ月以内に撮影されたもの。サイズは縦30mm×横24mm)
筆記用具(HB以上の鉛筆、消しゴム、ボールペン、印鑑など)
メガネやコンタクトレンズ(視力が弱い場合)
手数料
卒業証明書(教習所を卒業している場合)

が必要となります。

運転免許試験場での費用は?

教習所を卒業してからの受験と直接受験する場合で手数料や費用が異なってきます。

・教習所を卒業している場合
受験手数料(1,750円)、免許証交付手数料(2,050円)の合計3,800円が必要となります。
再受験となった場合、その都度受験手数料は必要となるので注意が必要です。

・運転免許試験場で直接受験する場合
受験料(2,600円)、試験車使用料(1,450円)、免許証交付料(2,050円)の合計6,100円が必要となります。
再受験となった場合、その都度受験料と試験車使用料の合計4,050円が必要となります。
また、別途取得時講習受講料(16,200円)が必要となります。

普通免許をお持ちの方向け情報

普通免許で運転できる二輪車は、50CC以下と決められています。実質50CCの原付と呼ばれるバイクの運転になりますので125CCや400CCのバイクを運転することができません。そこで普通二輪免許の取得を検討される際に必要な情報を、よくある質問にお答えする形で紹介します。

学科試験は免除される?教習所で何を受ければいいの?
普通免許所持の方は学科が免除されます。
普通免許を持っているとどれくらい費用が安くなるの?期間は短くなる?
普通二輪免許を取得する場合、教習所により変わりますが費用と日数はあまり変わりません。あらかじめ費用が安めに設定してあることも多いですので、大きな割引を設定しているところが少ないのかもしれませんね。期間は1日短くなる、または変わらない教習所もあります。

普通免許と普通二輪免許はどちらを先に取るのがオススメ…?

未だ普通免許を持っていない方で、普通二輪の免許も検討されてる方もいらっしゃると思います。また就職先で両方の免許が必要というケースもあります。「どっちを先に取得した方がいですか?」という質問をいただくことがあります。結論をお伝えすると、どちらから取得しても大きな違いはありません。割引される金額も大きな違いはなく、学科が免除されるメリットも両方にあります。

合宿免許では両方一気に取れちゃうプランがあるのをご存じですか?

普通免許と普通二輪免許の両方を合宿で一気に取得できるプランを提供している教習所があります。個別で取得するより料金がお得になるケースがあるので、未だ普通免許も持っていない方におすすめです!

普通二輪免許のオススメ情報

電話番号 予約 空き確認