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普通二種免許の教習内容とモデルスケジュール

二種免許の取得に必要な教習スケジュールと詳細、試験内容について解説をします。各ポイントでの注意点も説明していきます。これから二種免許取得を目指している方向けの解説ページです。

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普通二種免許取得の条件

年齢 試験を受験する日に満21歳以上であること
免許経歴 普通免許・準中型免許・大型特殊のいずれかの免許期間が通算して3年以上ある事。
※一部の教習所では、19歳以上かつ上記の免許を受けていた期間が通算して1年以上あれば「受験資格特例教習」を受けることができます。
視力 両眼で0.8以上、かつ片眼で0.5以上。
深視力検査で誤差が平均2センチメートル以下である事。
色彩識別能力 赤・青・黄色の識別が出来る事。

適性試験の詳細についてはこちらの情報をご参考ください。

普通二種免許のモデルスケジュール

規定教習時間

所持免許 技能教習 学科教習
第一
段階
第二
段階
第一
段階
第二
段階
MT 普通車MT 8 13 7 12(6)
普通車AT 12 13 7 12(6)
5t限定MT
8t限定MT
8 10 7 12(6)
5t限定AT
8t限定AT
12 10 7 12(6)
準中型
中型
大型
8 10 7 12(6)
大特 20 26 7 13(7)
AT 普通車 8 13 7 12(6)
5t限定
準中型
8t限定
中型
大型
8 10 7 12(6)
大特 17 26 7 13(7)

上記は、令和元年11月15日現在のものです。

道路交通法改正等により内容が変更される場合があります。

合宿免許で普通二種を取得する場合、上記のようなスケジュールとなります。
※あくまでもスケジュールの一例です

オンデマンド教習を採用している教習所では、学科教習を任意の時間で受講できるため、上部のスケジュール表例とは大きく異なります。
1日の中で空き時間もありますが、最短日数での卒業を目指す場合は原則毎日教習が行われます。

普通二種免許の教習内容

普通二種免許の教習は、旅客輸送を目的とした教習となるため、プロドライバーとしての技能はもちろんのこと、お客様に対するサービスや気配りも学びます。道路交通法を厳守した運転だけではなく、お客様が快適に乗車いただけるための運転技術も必要ということですね。

とはいえ二種免許は一種免許の延長線上にあるものですから、教習内容が試験内容が大幅に変わる事はありません。一種の時に習得した技術や知識をしっかり覚えていれば、二種の教習もすぐに慣れてくるでしょう。

難関①:鋭角コーナー

90度以上にもなるコーナーを脱輪や乗り上げなく安全に、そして快適に曲がり切ってくださいという内容です。教習車は普段乗車している車とは違う車になるので感覚も違いますし、1回でパスできる人は少数だとか…。指導員のアドバイスを聞けば殆どの人がスムーズにクリアできるみたいなので安心してくださいね。

難所②:指定場所停車

指導員の方々がとっても意地悪に見えてしまう教習かもしれません。路上教習中に指導員の方が「じゃあこのあたりに停まってください」と言います。教習生は即座に停車に適した場所を見つけ、停車しなければいけません。バス停が近くにあったり、駐停車禁止の境目らへんだったり、落とし穴がたくさんありますので、道路交通法をしっかり理解(記憶)しているかが問われる内容です。

応急救護と旅客車講習

二種免許では身体障害者向けの補助練習や、万が一の時のための応急救護を受けることになります。二種の仕事を行っていると、年齢問わず様々な方が利用するため、高齢者の方が乗車した際の注意点なども学びます。

プロドライバーとして一流のサービスを提供できるように、各教習所で技術や知識をしっかり学びましょう。

卒業検定と学科試験について

普通二種の卒業検定は、100点満点の試験を80点以上で合格になります。検定内容は、所内での試験と路上試験が行われます。所内では上記の難所①で紹介した鋭角コーナー、縦列駐車などがあります。路上では上記の難所②で紹介した指定場所への停止、転回があります。検定内容は教習内容でやったことしか出ませんから、しっかりと予習復習を行い挑みましょう。

卒業後の学科試験は全部で95問あり、文章問題が1問1点、イラスト問題が1問2点で採点されます。100点満点の試験で90点以上が合格です。合格率は非常に低く、50%未満と言われています。殆どの方が2回以上受講するので、免許取得までの予定は余裕をもって組みましょう。

まとめ

指定教習所で普通二種免許を目指す場合のスケジュールについて解説しました。教習内容は超難関というレベルではありませんが、一種の時に習った法知識や運転技術が必須で、悪癖がついてしまっている場合は非常に難しく感じてしまうかもしれません。これらを入校する前にしっかり復習すれば、再教習になることなくスムーズに卒業を目指すことができるでしょう。

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