合宿免許の最短期間・日数は何日?最短合格率・卒業までの平均期間も解説

合宿免許の最短期間

【普通車ATで14日】合宿免許の最短期間や、最短での合格率をご紹介!さらに、実際にかかる期間の目安や最短で卒業できない場合についても解説します!

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合宿免許の最短期間と平均日数について

ここで解説する最短日数とは、休み無しで詰め込み、かつ全ての効果測定や各検定を全て1発で合格して卒業できる日程となります。最短日数は、車種や所持免許によって異なります。

ここでは、最短期間はどんなものか、実際にかかる期間と違いはあるか、期間はどう決められているかを説明します。

まずは普通車・普通二輪(AT・MT)の最短日数を知ろう!

普通免許で所持免許なしの場合、AT免許で14日・MT免許で16日です。多くの場合、普通二輪免許を持っていてもこの日数は変わりません。

普通二輪免許で所持免許なしの場合、AT免許で7日・MT免許で9日になります。普通免許を持っている場合は、それぞれ1日短くなることがあります。

他の車種・所持免許の最短日数は、「車種別最短期間」の表のとおり、車種や所持免許によって異なります。

合宿免許の平均日数は?

合宿免許卒業までの平均日数は、最短日数+1~2日が目安です。例えば、普通車AT免許で16日間になります。普通車AT免許の最短期間は14日間ですが、全てのストレートで合格することが条件になります。

元々最短で組まれていない日数があるほか、2割強の方が1日以上延泊しているため、平均にすると16日間となります(※この数値は概算です)。

最短期間の範囲はいつからいつまで?

最短期間は、下図のように入校式(入校説明等)から卒業式までになります。各教習所がこの期間に従って設定した日数が、「免許の匠」掲載の教習所情報になります。

最短期間中のスケジュールの詳細は、合宿免許のモデルスケジュール:普通車二輪車をご覧ください。

一部の教習所では、最短期間に加え、移動や前泊などに時間がかかることもあります。
合宿免許を計画する際は、移動や準備期間も計算に入れて、入校日を探しましょう。

最短期間はどう決められているの?

「本当にこの期間で大丈夫?」「なぜ車種や所持免許で日数が違うの?」と疑問を持つ方もいると思います。
そこで、最短期間がどのように決められているか、その仕組みについて解説します。

必要最低限の日数を決める式

まず、入校から卒業まで遅延なく順調に進んでもかかる日数(以下、最低限の日数)の計算について解説します。
最低限の日数は、1日に受けられる技能教習のコマ数をベースに決められています。なぜなら、「1日に受けられる技能教習のコマ数」は法令で規定されているからです(第一段階なら2時限/日、第二段階なら3時限/日)。これを順守した結果、多くの車種の最短日数は下記の式で割り出される数字になります。

第一段階の技能教習時限数÷2+第二段階の技能教習時限数÷3+1
*小数点第一位切り上げ

例えば、この式を普通車AT(第一段階:12時限、第二段階:19時限)で当てはめると、下記のようになります。

12÷2+19÷3+1
→6+7+1
 →14(日)

「普通車ATは最大14日」とされている理由には、この計算があります。法令に基づいたスケジューリングがなされているので、教習についていければ、この短さでもほとんど問題ないといっていいでしょう。

関連ページ
合宿免許の車種別最短教習時間一覧

最短日数を決める他の要素

各教習所ページの入卒カレンダーを実際にご覧になった方の中には、「記載の最短日数と違う」「日によって最短日数が違う」とお気づきの方もいることと思います。
最低限の日数は、あくまで「最低限」ですので、教習所や入校日などによっては、最低限の日数より長くかかることがあります。
この違いについて考えられる理由を、いくつか挙げてみます。

主な理由には、教習所や仮免発行機関の休日があります。教習期間中に休校日と被る日数は、教習全体の進み方に影響します。さらに、仮免発行機関の休日(主に土・日・祝)と仮免許試験の日が被ると、試験に受かってもすぐに仮免許が発行されず、第二段階に進むのが遅れます。

その他にも、教習所の授業の進め方、校内イベントに費やす時間などが、教習期間に影響します。

これらの要素は、教習所だけでなく入校日によっても異なる場合があります。これが、教習所や入校日で最短日数が異なる理由です。
ちなみに、最低限の日数と4日以上違うことは、年末年始などの休暇期間を挟まない限りほとんどありません。

最短期間での合格率!普通車ATなら約70%

合宿免許において、最短合格率(試験不合格等がなく最短で卒業できる確率)は、普通車ATなら70%~80%程度、MTはそれ以下といわれています。ただ、この数字は、『免許の匠』運営スタッフが、提携する教習所の方から「感覚としてこのぐらい」といった結果であり、厳密な統計を取った訳ではありません。

試験における1発合格の確率やその方法については、下記もご確認ください。

関連ページ
合宿免許の合格率はいくら?最短で合格するには?

延長になった場合どうなる?何日延びる?

合宿免許で延長になった場合は、さまざまなデメリットがあります。その中でも主だったものを、いくつか紹介します。

延長する期間について
合宿免許において、授業・試験が1回延長になるごとに1日から3日ほど延長すると言われています。
というのも、合宿免許はあらかじめ予定が決められているので、予定にズレが出ると修正が利きにくい所があります。
特に、修了検定は、上でも述べたように仮免許発行機関の休日も関わりますので、卒業日が大きくズレることがあります。
追加料金について
多くの教習所では、延長することで追加料金が発生します
中でも要注意なのが、仮免許受験手数料です。ほとんどの教習所において、2回目以上の保証がありません。
学科料金や検定料金、宿泊の保証は、教習所・車種やご自身の年齢で異なります。中でも、保証期間が短くなりがちなのが宿泊料金で、多くの場合1泊ごとに税抜3千円以上かかります。
また、延長に際してスケジュール調整料金を徴収する教習所もあります。
部屋割について
相部屋プランがメインの教習所では、ほとんどの場合、延長になるとシングル・ツインでも相部屋に移動になる場合が多いです。
部屋の空き次第によっては個室に延泊できる場合がありますが、個室に延泊できるケースは少ないうえ、延泊料金も相部屋より高くなります。

これらのことから、合宿で「早く・安く・快適に」免許を取得するためには、教習の延長を避けることが重要です。

延長する日数について

合宿免許において、授業・試験が1回延長になるごとに1日から3日ほど延長すると言われています。というのも、合宿免許はあらかじめ予定が決められているので、予定にズレが出ると修正が利きにくい所があります。

特に、修了検定は、上でも述べたように仮免許発行機関の休日も関わりますので、卒業日が大きくズレることがあります。

車種別最短期間

車種 所持免許 最短日数
普通車MT なし 15泊16日
普通車AT なし 13泊14日
普通二輪MT なし 8泊9日
普通車 7泊8日
普通二輪AT なし 6泊7日
普通車 5泊6日
大型二輪MT 普通二輪MT 5泊6日
普通二輪AT 7泊8日
普通車 13泊14日
準中型車 準中型5t限定MT 2泊3日
普通車MT 5泊6日
普通二輪 16泊17日
大型特殊 13泊14日
なし 17泊18日
中型車 中型8t限定MT 3泊4日
準中型 5泊6日
準中型5t限定MT 5泊6日
普通車MT 7泊8日
大型車 中型 6泊7日
中型8t限定MT 8泊9日
準中型 10泊11日
準中型5t限定 11泊12日
普通車MT 12泊13日
大型特殊 18泊19日
大型特殊 大型 3泊4日
中型 3泊4日
普通車 3泊4日
けん引 普通車MT 5泊6日
普通二種 中型8t限定MT 6泊7日
準中型 6泊7日
準中型5t限定MT 6泊7日
普通車MT 7泊8日
中型二種 大型 6泊7日
中型 6泊7日
準中型 11泊12日
準中型5t限定 12泊13日
普通車MT 12泊13日
普通二種MT 6泊7日
大型+二種 6泊7日
中型+二種 6泊7日
大型二種 大型 6泊7日
中型 10泊11日
中型8t限定MT 12泊13日
準中型 13泊14日
準中型5t限定MT 15泊16日
普通車MT 15泊16日
中型二種 6泊7日
中型二種8tMT 8泊9日
普通二種MT 13泊14日
大型+普通二種 5泊6日
中型+普通二種 8泊9日
中型8t限定MT+普通二種 10泊11日

※当ページの期間は2018年5月11日現在のマツキドライビングスクール 村山校の場合の車種別最短日数となります。

※教習所や日程よって車種別最短日数に変動があります。

まとめ

まずは、このページで挙げられた要点を大まかにまとめてみましょう。

  1. 入校式から卒業式まで、最低限でも普通車MTは16日、普通車ATは14日かかる!
  2. 多くの人が最短で卒業できているが、できないと時間・お金が余計にかかる!
  3. 試験勉強・合宿生活を工夫して卒業予定日に卒業しよう!

ここまで挙げてみましたが、「最低限の日数で卒業できるか」「試験勉強を工夫できるシステムがあるか」は教習所によって様々です。 そのような教習所をお探しの方は、ぜひ『免許の匠』までお問い合わせください。プロのスタッフがご希望に添える教習所を提案いたします。

よくある質問

合宿免許って本当に最短日数で取れるんでしょうか?
およそ7割以上の方が最短日数で取得されています。また、殆どの方が3日以内の延泊で卒業されています。しかし運転免許ですので、決まった試験に合格しなければずっと卒業できません。指導員の方々も延長にならないように真摯に向き合ってくださいますので、予習復習を頑張りましょう。延長保証を過ぎた分については都度追加料金が必要となります。延長保証がついていないプランもありますので、合宿免許選びの際には事前に確認することをおすすめします。
最短で取れなかったらどうなりますか?
延長保証が無い分の延長については追加料金の支払いが必要です。また、仮免試験は多くの教習所が保証外になりますので、不合格になった場合は都度追加料金がかかります。また、仮免学科試験が3回不合格になりますと、地元の試験場で仮免学科を受け、合格してから再入校となるケースが多いです。その場合交通費が自己負担となりますので注意が必要です。
わざと不合格にして追加金を払わせようなんてことはあるのでしょうか?
ありません。教習所は合宿生が滞在すればするほど余計に費用がかかります。また、合格率をブランドにしている教習所が多く、指導員の方々も日々創意工夫を重ねています。延長になると誰も得をしないですし、だからと言って基準に満たないのに合格にすることもできません。よって、合宿免許では特に各教習所の指導力が試されるといっても良いでしょう。
卒業予定日の次の日に、私用を入れてしまっているのですが、大丈夫ですか?
卒業予定日は全ての見極めや試験を不合格にならず進んだ場合の予定日です。よって、卒業予定日の次の日に私用があるのはとてもリスクが高いと思います。合宿免許では原則一時帰宅は出来ませんので、延長になった場合は私用をキャンセルして合宿を延長されるか、私用を優先する場合は仮免許の段階で合宿を中断し、地元の教習所に通学で通いなおすことになります。途中退校扱いになりますので、交通費支給が無くなる可能性もあります。合宿免許では延長になった場合のリスクがありますので余裕を持ったスケジューリングをおすすめします。
普通車ATの合宿免許が16日間あるのは何故でしょうか?
最短日数である14日間というのは、法律の範囲内ですべてを詰め込んだ場合の日数が14日間ということです。よって、教習所は必ず14日間で組まなければいけないという決まりはありません。入卒スケジュールは教習所の方針によって決まります。例えば合宿生がリフレッシュできるようにあえて日曜日を休みにしている教習所もありますし、1日の詰め込み具合を緩和させて16日間でスケジューリングしている教習所もあります。

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